水分不足による嚥下障害(トマトの死因について)
トマトの死因は、持病であった嚥下障害が酷くなったことが引き金となった、窒息死です。 昨年昨日記載したナッツは、元々気道が狭かったための窒息死だったので、少し状況は違います。
亡くなる一週間ほど前、病院で検査をしたばかりでした。
その際、血液検査で極度の水分不足であることがわかりました。そのため、唾液が粘着質になってしまい、普段の生活で唾液を飲み込むのが困難な状態だったようです。
やはりこのような状態になってしまうと、対処療法しかなく、気管支拡張剤を使用し、水分補給に気を遣っていましたが、手を打つのが遅すぎました。
なるべく近くにいたのですが、寝ている間に亡くなってしまったので、本当に悔しいです。
亡くなる2週間前ぐらいはナッツと同じで、嘔吐くことが多く、その際口の中が真っ白になったり、顎が真っ黒になるという症状が出ていました。呼吸が満足に出来ず苦しかったのだと思います。
体を縦にすると、物を飲み込んだりするのが少し楽になるため、応急処置としてその対応をしていました。
状態が悪くなる前(1歳2ヶ月ぐらいの頃)までは、水をよく飲み、野菜もよく食べる子でした。
その頃も通院はしていたのですが、時々口を開けたり、軽いゲップのようなものをするぐらいだったので、様子見という形で過ごしていました。
しかし、亡くなる2週間程前は、温浴をしても水を飲まず、野菜もあまり食べていませんでした。グラブパイ や虫には良く反応し、問題無く食べていたので、そこまで深刻に考えていなかったのですが、やはり水分摂取量は非常に少なく、何故そのことに気づけなかったのか非常に悔やまれます。
自ら水を飲まない子も多々いますが、口の脇からスポイトで少しずつ水を飲ませるようにするなどして、水分不足にならないようにしていく必要があると考えています。
非常に乾燥している時期は特に水分不足になりやすいので、気をつけるようにしてください。
−−−−−ここからは個人的な話です−−−−−
トマトは2年前の今日、2017年3月27日に生まれました。
初ハッチしたナッツの翌日にハッチしかけたのですが、ヨークサックが引っかかっていたのかいつまでも卵から出る事が出来ず、仕方なく卵の殻を破ったのをよく覚えています。
知識がなかったもので、ヨークサックが付いたまま生きられるのかとても不安でした。 でも直ぐに歩き始め、翌日にはすっかりお腹に吸収されていました。
始めてコオロギを食べた子もこの子で、生まれて3日目にして、10匹近くのコオロギを食べる非常に元気な子でした。
成長過程でも他の子に比べて一回り大きく、本当に元気な子だったのをよく覚えています。 食欲があるため、一度非常に太ってしまいましたが、頑張って100g近く痩せ、つい最近までよく走り回ってました。
一時的に虫は食べられるようになったので、少しでも回復するのを願っていたのですが…
昨年、2匹のフトアゴを亡くしています。 人には偉そうに知識をひけらかしていても、自分の家の子を守れないのは本当に情けなく、何よりフトアゴについて探究していく資格があるのさえ疑ってしまいます。
ただ、2匹の死を無駄にしないためにも、少し時間はかかりますが、うちの環境の何が問題なのかという初歩的なところから考え直してみようと思います。
やはり生まれた時から見ているベビーが亡くなるのは本当に辛いですね。
☆生まれたての状態です☆
☆翌日にはヨークサックが全て吸収されていました☆
☆小さい頃から発色の良い子でした☆
☆半年頃 だいぶ大きくなりました☆
☆しがみついているのがトマトです。外出が好きでした☆
☆これが母と姉妹全員での最後の温浴だったと思います☆
※一番上にいるのがトマトです
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