気道の奇形(ナッツの死因について)
丁度2年前にナッツが孵化しました。初めて我が家で生まれた子でした。
うちで生まれた子は比較的大柄な子が多いのですが、ナッツは41cm程度の細身でした。
穏やかで、人にくっつくのが好きだったのを良く覚えています。
本題に入ります。
生後1年ちょっとまでは、特に悪いところもなく非常に元気でした。ところが、急に口を開けたり、「オエー」という感じで嘔吐くことが多くなりました。爬虫類専門の獣医さんに診てもらったところ、生まれつき気道が1/3程度しか開いていない(いわゆる奇形です)状態とのことでした。
上記の状態ですと、唾液が粘着質であった場合、それを飲み込むだけで呼吸困難になる可能性があります。そのため、嘔吐くことが多かったのだと思います。
手術を出来るようなものではないので、対処療法で気管支拡張剤を使いつつ、あまり無理な運動はさせないようにしていました。
なるべく近くにいるようにしていたのですが、昨年の8月7日20:30頃の夕飯後に見回りに行ったところ、ぐったりした状態になっていました。全く体に力が入っていない状態で、もう亡くなっているのかもと思いながら、最後になんとか呼吸をさせてあげられないかと口を開けようとしたところ、自ら大きく口を開けた直後に亡くなってしまいました。原因は窒息死です。
よく口を開けたり、ゲップのような動作をすることがあるようでしたら、呼吸器系に問題があるかもしれません。すぐに爬虫類専門の獣医さんにかかることをお勧めします。
-----ここからは死因とは別の話です------
初めにも記載しましたが、初めてのベビーで、亡くなるつい数ヶ月前までとても元気だったので、本当に残念でした。元々他の子に比べて体が小さく、同一ケージ内に他の姉妹がいるのがストレスになることがあるようだったので、他の姉妹とは別のケージで過ごしていました。
亡くなる一昨日前、部屋んぽをさせようとした時、ナッツが他の姉妹のケージに飛び込み、丸一日一緒に過ごしていました。もしかしたら死期を悟っていたのかもしれませんね。
もう半年以上経つのに、つい最近の事のように感じます。
☆孵化した直後☆
☆約2ヶ月半後
☆1歳頃☆
☆亡くなる少し前(縦になっていないと呼吸がしづらいようでした)☆
Comments